突撃、肥後もっこすの朝ごはん。
部屋の名前候補に上がった3つ。使わんかった2つを使いたくて日記にした。桔平に許可は取っとらん。見つかるまでコソコソ続けてく。
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桔平は分かりにくかとこがある。
ぱっと見淡白に見えることもあるし、返ってくる言葉も案外あっさりしとるけん最初の頃はその一言の真意ばあれこれ考えては首ば捻っとった。
ばってん、その分かりにくさ嫌かっちいうたらそうでもなか。むしろその短い言葉の奥に何があるとか探るんが楽しかったりする。こういう時はこう返ってくるやろう、自分なりに答えば組み立ててみるばってん大抵はその予想ば軽々と飛び越えてくっと。
まあそれを自分の中だけで勝手に完結さすな、ってよく叱らるるわけで。
そういう、こうすればこうが通用せんところに何度も驚かされてきた。そんたびにまだ知らん一面があるなって新鮮に思うし、一筋縄じゃいかんその感じが面白うて好きやなあとしみじみ思う。
頭抱えてぐるぐる悩みよる俺に、容赦なく喝ば入れてくれる桔平。(いつもバキバキに血管出た腕で胸ぐら掴んでわなわな震えとったけん、あのままいっとったらほんなこつ拳飛んでくる)
…そんでもそれでも助かっとうよ。
変にひとりで考え込んで、勝手に迷子になりそうな時ちゃんと現実に引き戻してくれるけん。ああいう遠慮(あとデリカシーな)のなさに、ずいぶん救われとる。
GWに計画しとった夜の動物園、ちぃとばかし遅なったが行ってきた。
朝早うから出かけて行った桔平が準備してくれとった、昨日のすき焼きの残りとうどんで腹ごしらえしながらふと気づいたと。最近俺の胃袋に入っとるもんのほとんどは、桔平が用意してくれたもんたい。
夜の動物園はよかねぇ。
昼間みたいな賑やかさはなかばってん園内全体がしんと静まり返っとるぶん、動物たちの気配がいつもより近う感じられた。暮らしにお邪魔しとるごた。
桔平がいちばん見たがっとったハシビロコウともちゃーんと写真も撮れたし、目当てのキリンが寝とるとこも見れたと。例のケツマクラ。あの大きな体で器用に首ば折りたたんで眠るん、俺もやりたかち言ったら「想像したら相当気色悪か」ちバッサリ行かれたばい。
寝る前珍しく疲れてふにゃふにゃになりながら「海も祭りも行きたか」なんて言いよる桔平がむぞらしかけん無性に抱きしめたくなった。ばってん最近は暑い暑い言うて逃げていくけんな。早うエアコンの掃除ばせんといかん。あれさえどうにかなればくっついてても文句言われん…はず。
そういや、歩いとる時になんとなく俺の右側におった桔平と場所ば入れ替わったんは失敗やったかもしれん。
好いとうよ、に対して
あぁ、って返してくるんが桔平だけん。不意打ちはこすか。
今日は桔平がおらん日。
待つのは得意だけん、1日くらい話さんでも平気やろって思っとった。朝まではな。
昼間連絡こんのは珍しかことでもなかし、まだ大丈夫。やることしながら過ごしとれば、時間なんてすぐ過ぎっけん。
…だけん、今。夜。
寝る準備して、いつもなら一緒にグダグダしよる時間になった途端急に静かで寂しか。明日は早起きして声掛けよ。そんで週末は、先週作れんかったデカサンドイッチば作りたか。
ちっと前に共通の友達から来た“10の質問”の答えを見返しとった。
いつ好きになったか。
どこが好きか。
どっちから告白したか、とか。
普段こぎゃんこつ桔平の口から聞けんからな。何度読んでも一生懸命書いてくれた言葉が嬉しくて、今の寂しさまで全部ひっくるめて好きを実感して少し苦しかぁ。
はよ帰ってこんね。